ご準備できていますか?
国立大入試の英語が、民間の資格・検定試験で測られるようになります。
- 日本の大学入試制度は大きく舵が切られました。長らく続いた国立大学の「大学入試センター試験」は、2020年度から「大学入学共通テスト」に変わります。知識偏重でなく思考力と判断力を問うことを目的に改革され、英語は「聞く・話す・読む・書く」の4技能が測られます。このテストは、英検®やTOEIC® L&Rテストなど民間試験の中から活用が決まっています。国は23年度までの4年間を移行期間として、新たな民間試験と現行のマークシート式試験の両方を受験生に課し、24年度から民間試験に全面移行することを決めています。これを背景に、小学校から大学入試まで一貫した英語教育もすすみます。
- ロビンズ・ネストでは、0才から英語に触れる環境を整えることで、幼児期までに英語固有の音の習得を目指します。小学6年生までに中学校3年間で学習する文法内容を習得することで、より早い時期から効果的に「聞く・話す・読む・書く」の4技能を身に付けることができます。外国人講師の英語のみによるレッスンと、日本人講師によるフォニックス・英文法、英検指導のレッスンの両方を受講することで、効果的に英語を習得できるのもロビンズ・ネストの特徴です。
日本の英語教育は「早期化」「教科化」され、知識を活用する方向に大きく変わります。
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小学校の英語の授業は、いつどのように変わる?
学校教育の現場では、これまでに経験がないほどグローバル化が加速しています。2017年3月に小学校・中学校における次期学習指導要領が公示されました。高等学校や高大接続となる大学入試については2018年度中の公示が予定されています。
今回の公示により、小学校5・6年生では英語が「正式な教科」となり、年間70時間(週2回に相当)の授業が行われます。また、小学校3・4年生では、現行では実施されていない「外国語活動」が導入されます。これらは2020年度から施行されますが、先行実施も検討されています。一部自治体(熊本県など)では、すでに2018年4月から小学校での先行実施を発表しています。
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大学入試が変わり、中高の英語にも変革の波が!
中学校
すでに高校で行われている、「英語で授業を行うことを基本とする」指導の実施が発表されています。ポイントは、先生が一方的に英語の単語や文法などの知識を伝達する講義型の授業から、生徒が自分自身で英語を発話するなど能動的な学習(アクティブ・ラーニング)に変革することです。高校
現行の英語授業の方針が引き継がれるとともに、さらに「英語で発表・討論・交渉などを体験する授業」へと高度化していく予定です。大学入試
国の大改革により、マーク式のみだった「大学入試センター試験」が一新、2020年度から「大学入学共通テスト」に変わります。2019年度まで実施のセンター試験の英語科目は、「読む」力を問う比率が高いものですが、2020年度からは「聞く・話す・読む・書く」がバランスよく問われます。その4技能を測る手段として、英検®やTOEIC® L&Rテストなど外部の検定試験の中から活用されます。
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英検®・TOEIC® L&R テストの内容、どう変わったの?
大学入試で英語4技能試験や民間の英語検定試験の導入が急ピッチで進められている中、検定試験の活用促進に対応するために英検®・TOEIC® L&R テストが変更されます。
- ■ 英検®では、2016年6月から「4級」「5級」にもスピーキングテストが導入されました。
2017年度には「準2級」「3級」にライティングテストを導入。これにより3級以上の全級で英語4技能に対応した試験になりました。 - ■ TOEIC® L&R テストでは、2016年5月から問題形式の一部が変更になり、より実践的なコミュニケーション力をはかる出題形式に。
複数の情報源から得られる情報を、的確に紐づける能力が重視されます。
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社会に出たら、すぐ英語力が求められる?!
企業の国際化が進み、対応できるグローバル人材が幅広い職種で求められています。
英語は社会人のコミュニケーションツールとして、もはや欠かせないスキルになっています。
- ■ 多くの企業が海外進出を図るグローバル時代、7割の企業が採用時に英語を重視しているといわれています。
- ■ 社内の公用語を英語にしている企業も増加。同僚に外国人がいる環境での仕事も一般的になっています。
- ■ TOEIC® L&R テストスコアが昇進の条件になっている企業も増加しています。
- ■ 毎月100万人以上が観光やビジネスのために日本を訪れており、国際都市として今後ますます英語の必要性が高まります。