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山極勝三郎氏,子供英会話ロビンズ・ネスト福岡市
山極勝三郎氏、子供英会話ロビンズ・ネスト福岡市

2018年のノーベル医学・生理学賞は京都大学の本庶佑氏に授与されました。

素晴らしいですね。日本人として誇らしい限りです。

日本人初のノーベル賞受賞は、1949(昭和24)年、ノーベル物理学賞の湯川秀樹氏でしたが、その20年も前に受賞出来るはずのノーベル賞を惜しくも逃した日本人が、写真の山極勝三郎氏です。

100年程前にガンの研究で世界のトップに立った医学者です。

その当時、ガンは発生のメカニズムが分からず一度かかったら手の施しようがない病気でした。

山極氏は、ガンのメカニズムを解明する為に、人の手でガンを作り出す事に挑みます。

世界でまだ誰も成功した事のない試みだった為、理解は得られず孤独な闘いを強いられます。

長年の試行錯誤の末にガンを作り出す事に成功し、ノーベル賞の候補になり、受賞間違いなし、と誰もが疑いませんでしたが、まさかの落選。

山極氏の死後、ノーベル賞を受賞された別の研究者のデータに間違いがあった事がわかります。

山極氏は、東京大学医学部の学生時代からはっきりとした
ビジョンを持っていました。

「先ずはドイツに留学、帰国したら病院や大学をつくって人材の育成に努めた挑み思っている」

夢通りに、ドイツ留学から帰国すると、東京大学医学部の教授となり、長い年月をかけてガンを人工的に発生する事に成功します。

ノーベル賞落選後も山極氏は「本来の私の志であり世の人々も期待しているガンの治療について力を尽くしたいと思っています。」と述べ、晩年もガンの予防について精力的に執筆します。

ガンに向き合い続けた67年の生涯。

頭が下がります。

ガン研究の世界で山極氏を知らない人はいないといいます。

世界中のガン研究者が読む教科書 The Biology of Cancer 「ガンの生物学」その冒頭で紹介されているのが山極氏の業績です。

山極勝三郎氏は、ガン研究に携わる人の指針となっている日本人なんです。

山極氏の遺言で遺体は解剖され、東京本郷にある東京大学医学部の入り口には、その解剖台が校舎の壁に掲げられています。

ひたむきに前に進み続けたその姿は100年を過ぎた今も人々に深く刻みこまれています。

素晴らしい日本人ですね。

0歳から大人までの英会話
ロビンズ・ネスト
代表取締役 中野 浩美

福岡市中央区梅光園六本松校
福岡市中央区平尾校
福岡市早良区西新校
福岡市東区香椎校
春日市春日公園春日校
筑紫野市美しが丘南筑紫校

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